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Report

《 2018.10.15 》

注目の次世代モビリティ、国際福祉機器展で関心を集めた最新機器5選


《 YAMAHA「YNF-01」》

12日に閉幕した「国際福祉機器展 H.C.R.2018」では、最新のモビリティに来場者の関心が集まった。高齢者や障害者の足となって移動や外出を支える機器は、その人の可能性を広げたり生きがいを作ったりと意義が非常に大きい。ここでは展示の中から5種類をピックアップして紹介していく。
 
 WHILL

《 WHILL 》

先月、新たに約50億円を調達したと発表したWHILL。昨年6月に販売を始めた「WHILL Model C」などをPRした。ブースには大型の鏡を設置。試乗する人が自分の姿を「試着」のように確認できる仕掛けとした。担当者は「すべての人の移動を楽しく、スマートに、というコンセプトを鏡をみて実感して欲しい」と話した。
 
「WHILL Model C」では価格を「Model A(写真)」の半額以下に下げている。利便性を高めるために大幅な軽量化を図ったほか、パーツを取り外し可能にするなど収納性もアップさせた。
 
 YAMAHA 低速モビリティ「YNF-01」

《 YAMAHA「YNF-01」》

ヤマハは新型モビリティのコンセプトモデル「YNF-01」を初めて出展した。これまで蓄積してきたノウハウをつぎ込んで開発。様々な路面に対応できる大型タイヤと衝撃を吸収する4輪独立サスペンションを採用した。利用者に「ホールド感」と「解放感」を感じさせるしなやかなフレーム設計を実現した、という。外に出かけたくなるオフロードテイストのスタイリング。乗る者の冒険心を掻き立てるデザインと走破性、と紹介している。
 
販売時期は今のところ未定。商業施設やテーマパークなどでの活用も想定している。担当者は「若い人だけでなく高齢者にも利用して頂きたい。“ラストワンマイルモビリティ”として先進的なコミュニティづくりなど、新たな移動利用を積極的に提案していきたい」と話している。
 
 スズキ セニアカーET4D

《 スズキ セニアカーET4D 》

スズキは福祉車両だけでなくハンドル型電動車いすも売り込んでいた。「スズキセニアカー ET4D」。自転車やオートバイと同じくハンドルで操作する。車体の充電コードを家庭のコンセントにさせば充電できる。買い物での利用を想定し、25Lサイズの大型バスケットやフックを付けた。坂道やバック、バッテリーの残量などを音声で案内する機能も搭載している。
 
 ペルモビール

《 ペルモビール 》

スウェーデン発の「ペルモビール」は、利用者の状態に応じて座位の角度を調整できる電動車いすだ。体を保持したままスタンディングの姿勢で走行できるタイプも用意。8時間の充電で20km超を走れるという。ペルモビール社は、障害で座った姿勢が続くと内臓機能や骨密度の低下などでリスクが高まると説明。立つ姿勢をとれるメリットは大きいとしている。
 
 テムザック RODEM

《 RODEM 》

テムザックの次世代電動車いす「RODEM」は、移乗のしやすさを追求したモデルだ。座面の高さを動かしてベッドに合わせると、前後のスライドだけで乗り込むことができる。腰を浮かせて回転させる移乗は必要ない。家庭用のコンセントから充電が可能。8〜10時間チャージすれば、70kgの利用者でおよそ15km走行できるという。洗顔など前かがみになる作業にも対応する。複数のタイヤが集まってできた「オムニホイール」も特徴だ。前輪に設置して操作性のアップを図っている。
 
※ 最後の一分につきまして、当初は「後輪に設置して」と記載しておりましたが、正しくは「前輪に設置して」でした。お詫びして訂正致します。これは訂正後の記事となります。

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