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《 2018.9.12 》

外出しない高齢男性に低栄養の傾向 厚労省「運動や社会参加の有無と関係」


厚生労働省は11日、2017年の「国民健康・栄養調査」の結果を公表した。引きこもりがちで週に1度も外出しない65歳以上の男性は、外へ出ている人と比較して低栄養に陥りやすい傾向にあることが分かったと報告されている。
 
平成29年「国民健康・栄養調査」の結果
 
調査は昨年11月に都道府県などを通じて実施。無作為に抽出した5149世帯が対象で、このうち3076世帯の回答を集計している。
 
65歳以上の高齢者で、一般的に低栄養とされるBMI(体格指数)が20以下の人は男性が12.5%、女性が19.6%。年齢階級別にみると、80歳以上では男女とも約2割が低栄養の傾向にあった。
 
外出と低栄養の関係性をみると、「週に1度は外出する」と答えた男性の低栄養の割合は11.5%。「外出しない」と答えた男性は28.6%で、17.1ポイントの大きな差があった。女性の場合、両者のパーセンテージの差は0.9ポイントにとどまっている。
 
こうした性差について厚労省の担当者は、「男性は外出の有無が運動や社会参加の有無に直結しており、それが栄養状態に関わっている可能性がある」と指摘。「一方、女性はあまり外出していなくても家事などで体を動かしていることが多く、それがいい影響をもたらすのではないか」とみている。

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